車載パワーエレクトロニクスの世界

車載機器に利用されているパワーエレクトロニクスの世界をマニアックに説明

本田 i-MMDのモータ

 i-MMDとは

HONDAが「i-MMD」と呼ばれる2モータのハイブリッドシステムを開発したそうです。

ちょっと、ネットで調べてみたらモータの形状が分かる写真がありました。

いずれも、HONDAのHPに公開されていました。

自ら購入して分解しなくても良くなったので、良い時代になりました。

 

さて、i-MMDの解説はこちら。

i-MMDは、発電用モーターと走行用モーター、ハイブリッド専用エンジンを備える2モーターハイブリッドシステムです。"インテリジェントマルチモードドライブ"の意味で、EVドライブモード、ハイブリッドドライブモード、エンジンドライブモードと呼ばれる3つの走行モードがあります」。

http://www.honda.co.jp/tech-story/engineer/engineer-talk/i-mmd/

 

モータ情報

モータの形状はこちら。

http://www.honda.co.jp/tech-story/engineer/engineer-talk/i-mmd/images/img_cont02.jpg

 

当方は、モータ屋さんとは敵対する関係のインバータ屋さんなので、

あまり詳しくはありませんが。。。

たぶん以下だと思います。(違っていたら申し訳ないです。)

 

・8極対

・IPMSM(Interior Permanent Magnet Synchronous Motor)

・磁石はV字配置。V字磁石用の溝は外周部にかなり近い。

 (ただし、オープンスロットではない)

・巻き線は、分布巻き。相間の絶縁紙あり。

・丸線を使用

 

モータとしては特に変わったものではなく、主流の形状を

ブラッシュアップした形となっています。

HONDAといえば、平角線の集中巻きモータってイメージもありましたが、

今回は丸線です。

 

システムを含めてもっと情報を知りたいかたは、以下をどうぞ

ではでは。